こんにちは、くせ毛専門美容室の高山です。
くせ毛の方はヘアケア選びも悩みますよね?
ストレートの方と違い、パサつきやすく
広がりやすく、まとまりにくい、、、。
くせ毛におすすめの商品と謳っていても、
実際に効果のある商品がわからない、、、。
日々くせ毛のお客様を担当している現役の美容師が
本当にくせ毛の方におすすめできるヘアケアアイテムをご紹介します。
・くせ毛の方におすすめのヘアケア:ワックス
・くせ毛の方におすすめのヘアケア:アイロン
・くせ毛の方におすすめのヘアケア:ドライヤー
・くせ毛のヘアケアの目的
・まとめ
くせ毛の方におすすめのヘアケア:トリートメント
市販で買えるくせ毛の方におすすめのトリートメントは、
【INCAOIL】です。
こちらの商品は、トリートメントとして使用します。
ゴールド、ライト、デオドライズドの3種類ありますが、ゴールドがおすすめです。
ゴールドは未精製のオイルのため、栄養分を豊富に含んでいます。
ホホバオイルの成分にワックスエステルというものがあります。
ホホバオイルは他の植物より多くワックスエステルを含んでいます。
ワックスエステルは人の皮膚にも含まれていて、とても馴染みが良いです。
肌の弾力や潤いを保たせてくれたり、様々な効能をもたらしてくれる成分です。
しわや老化を止め、若々しい肌を保つ作用にもつながります。
本来、皮脂が正常に分泌していれば、その皮脂が髪や頭皮を保護保湿してくれています。
しかし、多くの方は刺激の強い洗浄成分を含むシャンプーで髪や頭皮を洗うので、
皮脂分泌のバランスが崩れてしまっています。
人の皮脂と同じ成分を含んだインカオイルを使用することで、
正常な皮脂バランスを整えていけます。
使用用途もたくさんあり、機能性と実用性に優れています。
お風呂上りに洗い流さないトリートメントとして使う。
シャンプー前にヘッドマーサージをして毛穴の汚れを取る。
トリートメント(リンス)として使い紫外線や外部の刺激から髪を守る。
どのタイミングで使っても適度な保湿と油分によって、健康な状態保つことができます。
[具体的な使い方]
・洗い流さないトリートメントとして使う。
タオルドライ後、髪に少量馴染ませる。
ドライ後、髪に少量馴染ませる。
・シャンプー前に使う。
最初に髪を湯洗いする。
500円玉程度を手に取り、頭皮にしっかり馴染ませマッサージする。
オイルをお湯で流す。
その後いつも通りにシャンプーをする。
・トリートメントとして使う
トリートメント前後に少量を毛先になじませたり、
トリートメントに混ぜたりしても使用できます。
しっかり毎日行うことで、皮脂のバランスが整い、保湿され、
扱いやすくまとまりの良い状態になります。
くせ毛の方におすすめのヘアケア:ワックス
市販で買えるくせ毛の方におすすめのワックスは、
【SUNCALL:Scream】です。
こちらの商品はワックスとして使用します。
しかし、ワックスといいつつ、セット力はないので、
ニュアンスや質感を表現するために使用します。
ヒアルロン酸とシルクプロテインを配合していますので、
保湿力が高く、キューティクルに薄い膜を張ってくれます。
この効果で、艶がでてしっとりまとまり、手触りも良くなります。
乾燥している髪や、ダメージしている髪、くせ毛の方におすすめです。
テクスチャーも柔らかくクリームタイプなので、
馴染みと伸びが良く使いやすい商品です。
[具体的な使い方]
ショートヘアの方
・手のひらに適量をとり、よく伸ばします。
内側から全体にしっかり馴染ませます。
最後に手グシで整えます。
ミディアムヘアの方
・手のひらに適量をとり、よく伸ばします。
つけるのは全体ではなく耳下。
内側からにしっかり馴染ませます。
最後に手グシで整えます。
ロングヘアの方
・手のひらに適量をとり、よく伸ばします。
肩下につけます。
内側から全体にしっかり馴染ませます。
最後に手グシで整えます。
基本的に艶を出したいところ、まとまりを良くしたいところ、
乾燥やダメージ、パサつきが気になるところにつけていただきたいです。
ワックスとしてしっかり動きを出すためではなく、
洗い流さないトリートメントのような感覚で質感作りにおすすめです。
くせ毛の方におすすめのヘアケア:アイロン
市販で買えるくせ毛の方におすすめのアイロンは、
【ADST Premium DS2】です。
スタイリングの際に、くせを直すのに使用します。
少し高いかもしれませんが、品質はかなり高いので、
長く使えますし、髪に良いものをという方にはとてもおすすめです。
こちらのアイロンは、プレートもヒーターもしっかり作られています。
プレートの噛み合わせや、ヒーターの温度管理も優れています。
他のアイロンと比べてもしっかり髪のくせを伸ばせますし、
艶や柔らかさの仕上がりも大変良いです。
また、温度設定の幅が広く、60℃~180℃まで対応しています。
基本的には120℃以下で、理想は100℃前後で使用するのが、髪に負担が少なくおすすめです。
[具体的な使い方]
・簡易的な方法
完全に乾いた状態の髪に使用します。
前髪、顔周り、ハチ周りのみに使用します。
全体をするのは大変なので、目につく部分だけ、また上部だけ
ストレートにすることで、表面的にキレイにみえます。
まず根本のみ、だいたい2~3cm幅ずつアイロンする。
中間から毛先を全体をまとめてアイロンする。
時短でキレイにアイロンする方法です。
そこまでくせが強くない方におすすめです。
・丁寧な方法
完全に乾いた状態にしようします。
1~2cm幅ずつ、下の方からストレートにしていきます。
しっかりピンで上の方を留めておくとやりやすいです。
くせが強い強い方は、幅を厚くしてしまうと、熱が伝わりにくくなってしまい、
くせの伸びが甘くなりますので、薄めの幅でアイロンするのをおすすめします。
基本的にアイロンのダメージは温度によります。
乾いた髪の耐熱温度は130℃までです。
アイロンの温度は高くても120℃以下をおすすめします。
温度は低いほど負担も少ないです。
温度が低いと伸びないという方は、
アイロンをすべらせるスピードをゆっくりやってみてください。
意外と低温でも、ゆっくりやると、しっかり伸びます。
くせ毛の方におすすめのヘアケア:ドライヤー
市販で買えるくせ毛の方におすすめのドライヤーは、
【復元ドライヤー】です。
なるべく髪に負担をかけずに、艶を出しながら乾かすために使用します。
普通のドライヤーを使用していると、吹出温度は120℃、髪の温度は80℃を超えます。
濡れている状態の髪は、耐熱温度60℃程度なので、80℃だと、ダメージしてしまいます。
復元ドライヤーは、ハイモードとローモードがあり、
ハイモードで吹出温度80℃、ローモードで65℃です。
この温度なら、髪の温度はそこまで高くならないので、髪に負担をかけずに乾かすことができます。
もちろん冷風機能も付いているので乾かした後に冷風をあてることで、さらに艶を出せます。
また、温度が低いと髪が乾きにくいのでは?という風に思われるかもしれませんが、
こちらのドライヤーは、「振動気化方式」を採用しています。
熱で無理やり乾かすのではなく、振動させ気化させ乾かすので、
キューティクルを引き締めながら、毛髪内の水分を保ちながら乾かすことができ、
潤いとまとまり、艶のある仕上がりになります。
また、熱風ではなく温風なので、夏場でも汗をかきにくく、
ドライヤーをかけている時間も快適に過ごせます。
[具体的な使い方]
・前髪あがある方は前髪から乾かします。
次に襟足や耳周りなど、乾きにくいところの根本を乾かします。
その他の根本を乾かします。
全体の根本が乾いたら、中間から毛先を乾かします。
この時、風の向きに気を付けてください。
風の向きは必ず上から下に。
キューティクルの向きに沿って乾かすことでキレイに乾かすことができます。
逆に下から上に向かって乾かすと広がってバサバサになってしまうので注意してください。
くせ毛のヘアケアの目的
くせ毛のヘアケアの目的ですが、ここを間違えてしまうと迷走してしまいます。
くせ毛のヘアケアの目的は、まとまりを出すことと、艶を出すこと、ダメージを与えないことです。
くせ毛の方は、ダメージが顕著に反映されてしまうため、広がりやすく、パサつきやすいです。
そうすると髪がキレイにみえません。
くせ毛の方でも、まとまりがあって艶がでてて、ダメージが少なければ健康的な髪に見えます。
正直ヘアケアでくせをストレートにするのは難しいため、
ストレートにしたいという希望でしたら、こちらの記事を参考にしてください。
くせ毛を美容院のトリートメントでは治せない理由と本当におすすめの改善方法!←リンク
まとめ
今回ご紹介した商品は1ジャンル1商品です。
よくたくさん紹介しているサイトがありますが、
たくさんあると結局選べないですよね。
ここで紹介している商品は、「くせ毛の方」にしっかりおすすめできるものだけを
厳選して紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめると
・トリートメントは【INCAOIL】
・ワックスは【SUNCALL:Scream】
・アイロンは【ADST Premium DS2】
・ドライヤーは【復元ドライヤー】
です。
くせ毛の方が少しでも快適に過ごせるようになったら嬉しいです。
【電話番号】
⇒TEL:0270-61-8904